2017年5月13日土曜日

Pythonのインストール

ApacheとMySQLをインストールしたので次はPythonをインストールします。
次のコマンドでyumでインストールされているPythonをチェックします。

$ yum list python*


Python 2.7はすでにCent OS 7に入っていることがわかります。しかしPython3.5は入っていません。Python2系とPython3系に互換性はないし結構記述も違ったりします。とりあえず新しいほうのPython3系(3.5)を使いたいのですが、Python3系はインストールされていないようです。なのでPythoon3.5をインストールします。

とりあえず次のコマンドを実行します。

CentOS7の場合:
$ sudo yum install -y https://centos7.iuscommunity.org/ius-release.rpm
CentOS6の場合:
$ sudo yum install -y https://centos6.iuscommunity.org/ius-release.rpm

IUS Community Projectのレポジトリが使えます。Python3.5をインストールするには以下のコマンドを実行します。

$ sudo yum install -y python35u python35u-libs python35u-devel python35u-pip

Python3.5がちゃんとと入ったかを確認します。以下のコマンドで確認します。

$ sudo python3.5 -V
CentOS7の場合:
$ sudo which python3.5
CentOS6の場合:
$ sudo locate python3.5


以上のように表示されたらOKです!

そしたらApacheを再起動します。

$ sudo systemctl restart httpd

なお、Python3.5をインストールしても
$ python
で呼び出されるのは大抵python2.7です。
$ python -V
を試すとわかります。これはyumなどのソフトがpython2.7を利用していたりするためでコンソール上の「python」コマンドで呼び出されるpythonのバージョンを3系に変えるとバグったりします。

なのでpythonの3系をコンソールから使いたいときは
$ python3.5 -V
とバージョンまできちんと指定しましょう。

pythonのパッケージ管理ソフトpipもバージョンを指定して実行できます。
$ pip3.5


リンク:
1. VagrantとVirtual box
2. アパッチのインストール
3. MySQLのインストール
4. Pythonのインストール
5. PythonでHello World